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今の時期のオススメ対策【寒さ編】
こんにちは! おおとり院の小橋です。
大阪でも雪がチラつくようになりましたね❄
冷えで困っているかたが多いのではないでしょうか?
人は体内で「気」「血」「水」が常に循環することにより、心身の健康を保っています。
その循環を阻害する一因は、暑さや寒さ・乾燥など、人体に影響を及ぼす外的要因です。
その外的要因のことを、東洋医学では「外邪(がいじゃ)」といいます。
そして更に東洋医学的な考えですが、
「気」には大きく分けると2種類あり
【陽気(ようき/ようのき)】と【陰気(いんき/いんのき)】といいます。
【陽気】は、自ら身体を温めたり、身体を動かすためのエネルギーに使われ、
【陰気】は、陽気を生み出すための元となったり、逆に陽気が強くなりすぎないように鎮静の役割も果たしています。
今の時期の外邪は、
乾燥の「燥邪(そうじゃ)」と
寒さの「寒邪(かんじゃ)」いうものにあたります。
今回は、「寒邪」についてお話します。
(燥邪対策については、以前の投稿をご参照ください↓)
https://heal-up.com/blog/5302/
寒邪は、冬はもちろん、冷房が効きすぎていたり気温が低い夏にも影響が出ます。
皮膚や呼吸器から体内に侵入し、上記で挙げた陽気を衰えさせます。
陽気が少ない状態を【陽虚(ようきょ)】といい、
身体全体(特に手足)が冷え、寒気を感じやすくなり、風邪もひきやすくなります。
筋肉がかたくなり血の巡りも悪くなるため、痛みを感じやすくなり、自然治癒力も低下します。
また、寒邪が内臓の『腎』に侵入すると、
頻尿や失禁・耳鳴りなど耳の症状・月経不順などの症状が出ます。
そんな寒邪対策にオススメのツボは、
●関元(かんげん)
位置:おへそから約指3本分真下。
寒邪対策に効果的なツボです。
●大椎(だいつい)
位置:頭を前に倒した時にポコッ出てくる、首の後ろの骨の真下。
陽気を生み出し、風邪予防にもなります。
●太渓(たいけい)
位置:足の内くるぶしとアキレス腱の間のへこんだところ。
足や腹部の冷えに効果的なツボで、腎の働きも補います。
●合谷(ごうこく)
位置:手の甲側の、親指と人差し指の間で、人差し指寄りの骨の中点。
万能のツボと言われており、寒さ対策としては手の冷えに効果的です。
オススメの食べ物は、
●辛味成分の入った野菜(しょうが・ねぎ・にら・にんにくなど)
陽気を生み出す力を補います。
●黒い食べ物(黒豆・黒ごま・昆布・牡蠣など)
『腎』の働きを補います。
日常生活の中でのオススメは、
●首から背中・手首・足首を温めましょう。
特に靴下は、足首から指4本分上より長いものを履きましょう。
×寒さ対策とはいえ、42度以上のお湯の長風呂や、貼るカイロをずっと貼っていると、
『たんぱく質凝固』といって筋肉がかたくなっていきます。
そうなると更に血の巡りが悪くなり、冷えを促進させてしまうので、
身体は温めつつ、温度には気をつけましょう。
これらをおこなってもイマイチ不調…という方は、遠慮なくご相談ください!
当院は予約優先制となっております。
ご来院をご希望の方は、電話やLINEにてご予約を承っておりますので、
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