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今の時期のオススメ対策【乾燥編】
こんにちは! おおとり院の小橋です。
12月になり、朝晩だけでなく、昼間もグッと寒くなりましたね🥶
今の時期は、乾燥や冷えの症状にお困りの方が多いのではないでしょうか?
人は体内で「気」「血」「水」が常に循環することにより、心身の健康を保っています。
その循環を阻害する一因は、暑さや寒さ・湿気など、人体に影響を及ぼす外的要因です。
その外的要因のことを、東洋医学では「外邪(がいじゃ)」といいます。
今の時期の外邪は、
乾燥の「燥邪(そうじゃ)」と
寒さの「寒邪(かんじゃ)」いうものにあたります。
今回は、「燥邪」についてお話します。
燥邪は、空気が乾燥している秋から冬に影響が出ます。
東洋医学的な考えでは、上記で挙げた中で主に「水」の循環や
体内の水分量を著しく低下させ、
免疫力も低下するため、風邪や感染症にかかりやすくなります。
また、内臓のうち『肺』の働きに特に影響が出ます。
肺が燥邪に侵されると、肺の機能が低下し、
乾いた咳が出たり、鼻水が止まらなかったり、肌荒れが酷くなったりと、
さまざまな症状が出ます。
そんな燥邪対策にオススメのツボは、
●肺兪(はいゆ)
位置:肩甲骨と背骨の中間で、肩甲骨の真ん中の高さ。
燥邪を取るのに効果的なツボです。
●迎香(げいこう)
位置:小鼻の外側で、口の端の真上。
鼻水・鼻づまりに効果的なツボです。
●尺沢(しゃくたく)
位置:肘を曲げてできるシワ上で、シワの中央から約指2本分親指側にある、かたい腱の外側。
咳に効果的なツボです。
●曲池(きょくち)
位置:肘を曲げてできるシワの外側。
肌の乾燥に効果的なツボです。
オススメの食べ物は、
●秋に旬を迎える野菜や果物(蓮根・大根・山芋・梨・柿・ぶどう・いちじく・びわなど)
●白い食べ物(じゃが芋・豆腐など)
これらは低下した「水」を補い、循環の手助けをしてくれます。
日常生活の中でのオススメは、
●喉が渇いていなくても、こまめに水分を摂りましょう。
●加湿器などで、部屋の湿度を上げましょう。
●寒くなくても、足首の内くるぶしから約指4本分上より長い靴下を履きましょう。
×「お風呂は湿度が高いから大丈夫」と思われるかもしれませんが、
42度以上のお湯での長風呂・サウナなどは、汗をかいて水分量が減り、
乾燥に拍車がかかるので控えましょう。
もし、これらをおこなってもイマイチ不調…という方は、遠慮なくご相談ください!
また、当院は予約優先制となっております。
ご来院をご希望の方は、電話やLINEにてご予約を承っておりますので、
ご都合の良い日時をご連絡くださいm(_ _)m
次の症状対策の内容は、今の時期のもう一つの外邪「寒邪」についてお話します!
やまもと鍼灸接骨院 おおとり院
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