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骨は鳴らさないほうがいい!!
こんにちは、山本接骨院なかもず院の服部です。
よく患者さんから「骨をポキッて鳴らさないほうがいいですか?」
と聞かれます。
答えは、
鳴らさないほうがいいです。
なぜ、音が鳴るかというと
これはキャビテーションという現象で
関節には関節を取り囲んでいる関節包というものがあり
その中に液体が入っています。
勢いよく骨を引っ張ったり曲げたりすると
この関節包が急激にギューっと伸ばされます。
関節包が伸ばされることで体積がひろがり内部の液体にかかっている圧力が
低下し液体が気体になる瞬間に「ポキッ」と音が鳴るのです。
山の上のように圧力の低いところへ行くと
70℃くらいで水が沸騰しますよね。
この圧力の低下が急激に起こるので中の液体が
体温で沸騰して気体に変わりはじけてしまうのです。
このキャビテーションという現象は
船のスクリューのところでも起きることがあり
場合によってはスクリューが折れてしまうほどの力があるそうです。
なのでポキポキ鳴らしているうちに、その衝撃で
関節やまわりの靭帯や筋肉を痛めてしまうこともありえるのです。
ポキポキと鳴らす癖がある方はこの機会に辞めてください(>_<)
山本接骨院なかもず院 ☎072-250-6808