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免疫力を高める6つの要素 その3、睡眠
こんにちは、山本接骨院なかもず院の服部です。
免疫力を高める6つの要素ということで今回はその3「睡眠」です。
十分な睡眠をとることは人にとってとても重要になります。
人は寝ている間に免疫力が高まり、ストレス解消やウイルスと戦っていたりします。
睡眠時間が7時間未満の人は8時間以上の人より3倍以上風邪をひきやすいというデータもあります。
それは免疫力と自律神経が関わっているからです。
自律神経とは、活動中や興奮した時に働く「交感神経」と
睡眠や休息中に働く「副交感神経」に別れます。
その中でも副交感神経が優位に働くとウイルスと戦うために必要なリンパ球が活発に働きます。
睡眠時間が少なかったり、眠りが浅いと交感神経が優位に立つことが多くなりリンパ球の活動が弱くなります。
なので十分な睡眠をとることは免疫力が上がる事と関係しています。
当院では更に睡眠を単純にとるということに加えて質のいい睡眠をとってもらうために
氷枕を使用して寝ることを勧めています。
※アイスノンや保冷剤ではなく氷枕を使ってください!
人は眠っている時に浅い睡眠の「レム睡眠」と深い眠りの「ノンレム睡眠」を交互に繰り返しています。
眠れていたとしても浅い状態(レム睡眠)が続くと免疫力の向上が弱くなってしまいます。
その時に眠りの深い、質のいい睡眠(ノンレム睡眠)をとることがとても重要で免疫力の向上につながります。
そこで氷枕で頭を冷やすことで深い質のいい睡眠をとることが出来ます。
更にノンレム睡眠の中でももっと深い「深々ノンレム睡眠」という周期がわずかにあります。
これは動物が冬眠するのとよく似た状態で、免疫力がとても高くなります。
例えば熊の冬眠前にがん細胞を注入しても冬眠中に消失してしまったという実験報告もあります。
頭を氷枕で冷やすことで、この「深々ノンレム睡眠」の周期が起こりやすくなります。
昔から「頭寒足熱」と言われ頭を冷やし足を温めることは健康に良いとされてきました。
このように睡眠と免疫力はとても関わっています。
深い質のいい睡眠をとるためにも氷枕で寝てみてはいかがでしょうか?
山本接骨院なかもず院 ☎072-250-6808