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寒いとなぜ体調が悪くなる?

寒いとなぜ体調が悪くなる?

こんにちは!やまもと鍼灸接骨院はつしば院の國島です!
朝晩が冷え込む日が続きますね❄
みなさま寒さ対策はされていますか?
今回は冬の寒さが身体にもたらす影響について東洋医学の視点で解説していきます。

まず、人はどのようにして身体に不調が現れるのか?
体調不良・病気には原因があります。
東洋医学では病因(病気の原因)を大きく2つに分けて考えます。

「内傷七情(ないしょうしちじょう)」、「先天不足(せんてんぶそく)」の内因と、
「六淫の邪(りくいんのじゃ)」の外因です。

内傷七情とは感情の変化による精神的なストレスで気・血・津液が乱れ、体調不良を起こすことをいいます。
先天不足は生まれつき体質が弱いことをいいます。

六淫の邪は外部環境の変化により体調不良を起こすことをいいます。
六淫の邪は「風邪(ふうじゃ)」「寒邪(かんじゃ)」「暑邪(しょじゃ)」「湿邪(しつじゃ)」「燥邪(そうじゃ)」「火邪(かじゃ)」」の6つがあります。
暑い、寒い、ジメジメしているなど、外部の環境が人体に影響を及ぼします。

冬になると、風が冷たく、気温が低い日が続きます。長時間寒い環境に身を置くことで
風邪を引いたり鼻水が垂れたり肩がこるという症状が出現します。
これらの症状こそが「寒邪(かんじゃ)」によるものです。

寒邪の影響を強く受けすぎると上記に加え、頭痛、関節痛、腹痛、下痢などの症状も出現します。

また、五臓(肝心脾肺腎)の中で寒邪の影響を最も受けやすいのは「腎」です。
腎の主な働きは「生命活動」「水分代謝」「泌尿器・生殖器機能のコントロール」です。
寒邪に侵され腎が虚すると、頻尿、むくみ、抜け毛、骨がもろくなる、耳鳴り、などの症状が現れます。

このような症状を予防するためには、「身体を冷やさないこと」と、「腎を補うこと」が重要になってきます。

身体を冷やさないためには、血液循環を促すことが重要になってきます。
適度な運動やストレッチを行うことが効果的です。
食事の面ではニンニクやショウガ、根菜類や鍋類など、身体の温まるものを摂ってください。

腎を補う食物としては、豚、豆類、わかめ、しいたけ、ごぼう、黒ごまなどが挙げられます。
豆類は小豆、大豆、黒豆、そらまめ、インゲン豆など、さやえんどう以外の豆全般になります。
これらの食物も意識して摂るようにして下さい。

鍼灸施術は、弱っている腎に対して、腎の働きを補う鍼やお灸をします。

弱った腎が元気になり、五臓の働きが整うことで自然治癒力も向上し、病気になりにくい身体を作ることができます。

症状の気になる方、対策をしても上手くいかない方は是非当院までご相談下さい。

 

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